どれぐらいの大きさまでアルマイト加工できますか?


400mm×500mm程のラッキング枠内に納まるものが加工対象となります。


それ以上の大きさにつきましては、申し訳ございませんが、弊社では加工致しかねます。



アルマイトとは?


アルミニウム及びアルミニウム合金を陽極酸化して生成された酸化被膜です。


この被膜は、電気絶縁体で硬く耐食性に優れています。


しかも被膜の構造は多孔性であるために、これを活用して染色及び着色処理をして装飾性に優れた製品を作ることができます。



エッチングとは?


化学薬品などの腐食作用を応用した表面加工になります。


当社ではアルマイト処理した製品の一部分をシルク印刷等を利用してマスキングし、それ以外の部分のアルマイト被膜を溶解除去します。


溶解除去した部分を再びアルマイト処理することにより、元のアルマイトとは異なる色や艶に仕上げることにより多色処理が出来ます。



化学研磨とは?


アルミニウム材料を鏡面に仕上げる化学的処理方法の一つに化学研磨処理が用いられます。


純度の高いアルミニウム材料(JIS呼称1000番台など)は光沢の良い表面が得られるために、装飾効果をより増加させることが出来ます。



パールアルマイト


化学研磨のように光沢の良い表面を得ることではなく艶消しの艶、いわゆる真珠のような輝きの表面状態を生成させる目的の処理方法として、パール仕上げを行うことが可能です。



アルマイトと鍍金(メッキ)、塗装の違い?


鍍金(メッキ)及び塗装はどちらもアルミ表面に異なる物質を付着させる表面処理となります


メッキは種々の金属及びプラスチックなどの表面に異種の金属膜を生成させたものになります。


アルマイトとは違い電気伝導性で、異種の金属膜を多層構造に生成することができます。


塗装は塗料を表面に塗ったり吹き付けることにより塗膜を作ります。


アルミを塗装する際の下地処理として化成処理を利用することもあります。